第49話 Which do you choose Fieldwork or Job-hunting ?

2019年2月 3日 12:00 カテゴリ:兀橋のアミノ酸分析奮闘記

3月.

就職活動が解禁し,リクルートスーツを着た学生でごった返す季節になりました.

私も,そのひとりとして,北陸,関東を行き来しておりました.

その頃,先生が4月から5月にかけて,ヨーロッパへフィールドワークに行くことになり,

研究室メンバーにも声がかかりました.

私はフィールドに行きたかったのですが,「就活があるから行けない」と自分に言い聞かせて,てっきり誰かが手を挙げるだろうと見ておりました.

4月中旬から5月初旬までの20日くらいを空けるというのは,就活生にとってなかなかリスキーな選択だと考えていました.

ちょうど,その頃というのは,エントリーシートの締め切りや,選考がスタートする時期です.

仮にフィールドに行って,それを逃すと,なかなか内々定にありつけないのではないだろうかと危惧しており,

就活を終えた人達に聞いてみても,「その時期は面接があるところはありますね」との回答もありました.

しかし,後輩たちは5月に開催されるJpGUに向けて,準備するとのことで,

研究室メンバーはヨーロッパ行きのチケットを受理しない方向になってきました.

それを見た先生は,やや肩を落としていました.

「人生のかかった就活」か「2度とチャンスがないヨーロッパでのフィールド」か.

どっちを選ぶか迷っていましたが,

当時の私のモットーは「迷ったらやる」です(←今の自分に言い聞かせたい).

「あ~,でもチャンスあるなら行きたいな.」とちょっとでも思ってしまったが最後.

「人生のかかった就活」<「2度とチャンスがないヨーロッパでのフィールド」

例えば,自分の将来において,どっちの経験が活きてくるか天秤にかけると,

「人生のかかった就活」<<<<<<<<<<<「2度とチャンスがないヨーロッパでのフィールド」

ああ,行きたい!!! てか,行こう!!!!

ただ,さすがに20日間は厳しかったので(今思えばそうでもない),

「20日間は難しいけど,1週間ならどうですか?」と提案しました.

1週間なら就活に差し支えないし,もし面接の日程がかぶっても,研究活動を尊重してくれる会社ならば,何かしらの対応はしてくれるはずやし,そういう会社に行きたい.むしろ研究活動を尊重できない会社にはいきたくない.

(上から目線でごめんなさい)

現に今働いている会社は,フィールドワークと一次面接がどかぶりしていたのですが,フィールドワークの旨を伝えると,

「いいな~俺も行きてえよ~.面接の日はずらすよ.がんばってきな!!」と言ってくださいました.

それまでの説明会で作り上げた信頼度もあったかもしれませんが,快く送り出してくれました.

ほかにも,大阪のコンサル系の会社さんも同じような対応をしてくださいました.

一方で,「いや,それは対応できないな」という会社さんもいらっしゃいました.

もちろん,学生一人のためだけに日程を調整するのは,わがままなお願いです.

もっと優秀な人はたくさんいますから,その会社とは縁がなかっただけです.

結局,先生もこの提案を快諾してくださり,短期間ではありますが,無事にフィールドワークに行くことが決まりました.

ワクワクが止まりません!!!!

不安も止まりません!!!

今回のフィールドでは,中生代の保存の良い化石が産出する地域です.

殻体内アミノ酸が中生代まで保存されているのか?

いい試料が手に入ることを期待しています.

カイムさんとクリシュトフさんに会えるのが楽しみです.