第37話 Reception Party

2018年10月14日 12:00 カテゴリ:兀天狗

今回の学会の舞台はこちら!!!

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ワルシャワの中心部に位置する文化科学宮殿です。

建物の中には、科学博物館や研究所、コンサートホールなども含まれているらしく、あらゆる分野が凝縮されています。

こんなに素敵な会場で学会が開催されるなんて、なんとも感動的です!!

夜になると、毎日ライトアップされていました。


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さて、前日のレセプションパーティ(食事会)に参加するために夕方頃に、会場に入りました。

「外国人ばっかりや~」←あたり前だ

英語やポーランド語が飛び交うパーティに戸惑いを隠せません。

困った私は、先生に「レセプションパーティとはなんぞや」と尋ねました。

「自己紹介と世間話くらいだよ」との回答が。

初対面の外国人の研究者とお話しする(しかもこんな英語で)なんて、恐縮です。

だがしかしBut!!!!!!

せっかくポーランドまでやってきたのに、日本人だけで固まってどうする!!!!

当たって砕けて、なんぼでしょ!!!

めちゃくちゃ緊張しましたが、行くしかない!!!!!

「I can do it!!」

「Of course!!」

「Jenkins」

この3つの英語を武器に、いざ!English Conversation!!!


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ひとりになっている(コーヒーなどを汲んでいる)人に片っ端から話しかけました。

すると、みなさん、なんとも優しい方ばかりで、リスニングができなくて、7割一方的に話す私とも会話をしてくださいました。

自己紹介程度でしたが、英語で会話するのが、すごくすごくすごく(←語彙力)楽しくて嬉しかったです(be delighted)

中には、読んだことのある論文の著者の方もたくさんいらして、感動の連続でした。

「Steffen Kiel」の名前を聞いたときは、嬉しくて飛び上がりました!!!

あの沈木群集のSteffen Kielさんと同じ空間にいるなんて・・・・・。なんと表現したらよいのか。

みなさんと自己紹介していて、自分の研究内容を英語で説明できる力の重要さを強く感じました。

指導教員の名前を挙げれば、「ああ、Robertね」となるので、お互いに安心できます。

その後、お互いの研究内容を話し合います。

おそらく、みなさんも、どの分野の研究者とも、そんな会話をすることになるとおもいます。

そんななかで、いかに自分の研究のおもしろさを伝えることができるのか(もちろん日本語でも)が大事だと思います。

私は、アブストなど片っ端から英語を寄せ集め、自分の研究テーマを伝えました。

すると、もうひとつ気づいたことが。

あそこに美女がいる!!!!!

文法ができなくても、単語でなんとか伝わる

単語を並べていけば、なんとかなります。

だからしゃべってみると、案外伝わったりします。

私が英語が話せない原因はそもそも話す機会がないから、上達しない、話さなくても生きていける環境に甘えていたからなんだとかんじました。

(機会があるから上達するという話ではありませんが。)

だから、学生のみなさんは、英語を話す機会があったら、積極的に話してみてください。

みなさん優しいので、理解しようとしてくれます。

消極的になっていると、私みたいに英語ができない大人なってしまいますよ。

あともうひとつ!!!

笑顔!!!

ノリ良く笑顔で話すと外国の方も笑顔で話してくださります。

私の研究テーマを気に入ってくれた陽気なイタリア人のマルコは、「You are pioneer!!」と言ってくれたので、私も笑顔で「I'm pioneer」と返しました(笑)

学会中、マルコと話すと必ず「I'm pioneer, you are pioneer, we are pioneer.」とお互いに言い合ってました(笑)

それを見た先生は、「You are stupid student.」と言ってくれるので、それもまた楽しかったです。

さて、相変わらずまとまりのない文章ですが、

要は英語でコミュニケーションをとるのは楽しいということ。

22歳にして、ようやく体験できました。

ただ、本当の英会話の楽しさを感じるためには、もっともっと英語力が必要だと感じます。

グローバルな環境を肌で感じたレセプションパーティでした。

----------きょうから使える英語表現-------------------

oversleep 寝坊する

Supervisor: G'mornig everyone. Let's start today's seminar. Well, where is David?

Student:He overslept and seems to be coming now.

Supervisor: He overslept again ?