第32話 近くて遠い

2018年9月 9日 12:00 カテゴリ:兀橋のアミノ酸分析奮闘記

時は遡り、3月。

私は3人の友人と旅行に行きました。

心置きなく、ありのままの姿で過ごせたので、いままでの旅行で一番楽しかった旅でした。

(そもそもの完全なプライベート旅行経験はほぼカイムさんなので)

旅行に対して、特に魅力を感じていなかった22歳が、今まで感じたことのない「楽しい」感覚でした。

研究とは違う楽しさに、これも「幸せ」なのかと自問自答。

「遊ぶ」ことを知らない22歳にようやく「心」が芽吹き始めました。

さて、そんな中で同行していたひとりの友人と将来の話をしましたが、しっかりと自分の将来を見据えて、人生を考えており、「なんて大人なんだ!!」と感動しました。

彼女は夢を叶えるために、様々な情報を集めて、どのルートが一番良いか、

そして、どういう人生を歩みたいかを考えていました。

いまは夢の扉を開いて、一歩ずつ進んでいることでしょう(三者面談で会えるといいな)。

尊敬。ただただ尊敬。

同じ22歳なのに、将来のことをあまり考えていなかった自分に咬牙切歯。

こどものころ、大きくなったら、普通に就職して、普通に彼女ができて、普通にお金を稼いで、普通に結婚して、普通に子育てして、年を重ねていくもんだと思っていました。

しかし、現実は違いました。

勉強も就職も恋愛もお金も努力しなければ、何も得られない。

(そもそも、普通ってなんだ。)

おそらく、これらを手に入れられる人は、"頭が良い人"だと私は思います。

私が思う"頭が良い"というのは、テストの点が取れるという意味ではなく、目標に対する自分の位置(距離)を的確に把握し、その明確な目標を達成するために"今"何をすべきか(足りないのか)を考え、実行できる人のことです。

これはサイエンスの世界だけでなく、スポーツ界や芸能界、そして我々の社会においてもいえるはずです。

例えば、メジャーリーガーの大谷翔平選手。プロ入り前は、『二刀流なんてできっこない』と非難されていましたが、今や世界最高峰のメジャーリーグに二刀流旋風を巻き起こしています。

きっと、彼は二刀流の実現のために、頭でよく考え、自分の能力を把握し、必要な技術を習得できたからこそ、"SHOW TIME"が繰り広げられているのでしょう。

ょっと前まで日本を盛り上げてくれた甲子園球児たちも同じでしょう。

彼らに共通するのは、「明確な目標を持ち、それに向かって行動する」。

そして、前を向いて進んでいる人には自然と魅力的な人が集まってくるんでしょうね

その友人に「なんでもいいから自分のやりたいこと見つけんなんよ!!」と言われ、

「自分のやりたいことはなんだろう」と模索します。

研究がしたいのか?

研究者になりたいのか?

なにがしたいのか?

なにをしているときが幸せなのか?

修士卒なら、新卒もバリバリ採用があります。

博士に進学するなら、もう戻れないかもしれない(お金はどーする!!)。

就活のリミットを考えると、年明けまでには答えを導き出したいところ。

目の前の研究生活だけでなく、「どんな人生を歩みたいかを」考える必要があると、友人から学び、目先ことだけでなく、"遠く"を見始めました。