第24話 誘導体化強化週間

2018年6月17日 12:00 カテゴリ:兀橋のアミノ酸分析奮闘記

激動のクリスマスを終えた私でしたが、忙しさはまだ続きます。

借用した化石試料からアミノ酸を抽出し、誘導体化をしなければなりません(have to じゃなくてmust)。

個体数や部位、条件変化の試料があるので、全部で10試料くらいでしたかね。

表面の付着物を除去し、殻を割り、必要な部位だけを取り分けて、

その後、① バイアルに入れて、一晩ブリーチします。

翌日、② 塩酸で殻を溶かし、さらに一晩かけて加水分解します。

翌朝、③ 9時から陽イオン交換を始めて、一気に誘導体化までやると、全部終わるのが早くて21時でした。

3日間かけて、やっと完成しますが、一回の作業でこなせるのが手業の問題で2試料しかできませんでした。

なので、効率よく試料を誘導体化するために、③をやりながら、並行して①と②をこなす毎日が続きました。

正直、つらかったです。みんなが冬休みを謳歌している中で、コンビニで買った菓子パンとかをひとりで院生部屋で食べるときの寂しさは表現できません(私はかなりの寂しがり屋なので)。

でも、「卒論発表で1位を獲る」目標があったので、そのためならやるしかない!とモチベーションを維持していました。

時折、大学にくる友達に会えるとすごく元気が出ました。ありがとう。

友達と目標がなかったら、くたばっていたかもしれません。

そんな日々が年末の30日まで続き、年始は1日の夜から実験をしたのを覚えています。

(確か1日に大学にいた同級生もいましたね)

冬季休業中も休めないという、研究計画性のなさ(見積もりが甘いこと)が露呈しました。

ジェンキンズ研の学生は、とことんやりこむ傾向が高いので、4年生は年末年始返上で頑張っちゃう人が多いです(というか、頑張らざるを得ない状況になりがち)。

とはいえ、研究には想定外の事態がつきものです。予定通りに進むなんてことの方が少ないのではないでしょうか。

例え、case studyであっても、難しいでしょう。

だからこそ、早めに仕事を進めておくことが重要ですね。

想定外の状況に陥った際に、柔軟な対応ができるように、時間的、精神的な余裕をもっておくといいですよ。

なにより、"余裕"のある人って、かっこいいです。

そんな人になりたいぞーーーー!!!

さてさて、溜まりに溜まった誘導体化試料をGCに打ち込みます。

前処理がつらければつらいほど、クロマトが出たときの喜びは大きいです。

でも、「失敗していたらどうしよう」という不安もありました。

結果は、、、、、、、

無事にすべてアミノ酸が検出されました。

よっしゃー!!!やってやったぜ!!!!

栄養段階はまだ出ていませんが、第2関門突破です。

ほっと一安心です。

ここからが勝負です。

測定条件を変えた測定や依頼分析用の試料を調整などの実験室作業の傍ら、卒論の体裁やアブスト、スライドの作成などに追われる日々が始まります。

でも、ここまで来たら、休んでいるなんてもったいない。

とことんやれるとこまでやってやろうじゃないか。

卒論発表会で1位を獲るために!!!

卒論発表会まで、残り3週間。