第11話 研究なんて嫌だモード

2018年4月22日 12:00 カテゴリ:兀橋のアミノ酸分析奮闘記

7月後半、北海道での収穫のなさに、落胆しすぎていた私は、徐々に研究に自信がなくなってきました(もともと過信だったのかもしれませんが)。

発表賞を獲るために、「休んでいる暇があればクオリティを上げよう!!」と言わんばかりに、休日返上で研究していたのですが、悶々として全く捗りません。

私はサインカーブのごとく周期的にネガティブになる時期があります。

「このまま、あと2年半も研究できるのだろうか」と、不安を募らせ、大学院進学を選んでよかったのかと、悩み始めました。

「なんで研究をしているのか」と哲学的に考え始めてしまい、直接的に人の役に立つことをしているわけでもないので、自分は社会のゴミだと、徹底的に自分を否定し始めます。

私は、基本的にポジティブ思考なのですが、その中心には、ガラスのハートに包まれた豆腐メンタルが潜んでいます。

マイナスの感情が強くなり、ポジティブマントルが壊れると、恐ろしいほど悲観的なコアが露わになります(付き合うと、めんどくさいタイプですね笑)。

それでも、大学院入試の日(8月25日)は近づいてきます。

8月上旬、私は大学へ行かなくなりました。

研究が嫌になって、病んでいました。

というのもありましたが、8割くらいは大学準硬式野球の全国大会の準備に追われていました。

私は北信越地区大学準硬式野球連盟の学生理事という役職を担っておりましたので、大会運営の中心的メンバー(10人くらい)でした。

しかも、その全国大会というのが、8月19日から24日まであるわけで、大学院入試の前日までありました(笑)。

元々アレンジメントが好きだったこともあり、楽しくやりがい持って責務を果たしていましたが、研究から逃げたい気持ちもありました。

大会期間中、研究のけの字も考えずに過ごしている内に心に余裕が出てきました。

余裕が出てきたのは、「人と話したから」です。

私は病んだとき、「誰かと話す」ことで気持ちを持ち直していきます。

そのときは、「的確に叱ってくれる人」と「褒めてくれる人」に相談します。

前者からは、自分の考えを伝えて、間違った道に進まないようにアドバイスを頂きます。

後者からは、とにかく、持ち上げていただきます。私は「褒められて伸びる」タイプです(鼻も伸びやすいので、たまに折ってください)。

「褒める」って大事です。私も人を褒められる人間になりたいです。

研究を始めたばかりの学生さんで、同じように悩んでいる人がいるかもしれませんが、みんなその道を通ります(通らない人もいます)。

そのときに大事なのは、とにかくリフレッシュすることです。

また、自分のやりたい研究を自由に進められる環境にいることがどれだけ恵まれているのかを認識してほしいです。

さて、準硬式野球大会を終えて、気持ちを持ち直すことができ、「研究がんばろう!!」と、復活した私ですが、カレンダーを見ると、8月24日。

大学院入試まで、あと1日です!!!

入試までに研究欲を取り戻すことができましたが、時間がありません。

果たして、大学院入試を無事に乗り越えることができるのでしょうか?