第13話 東京大学に潜入

2018年4月29日 12:00 カテゴリ:兀橋のアミノ酸分析奮闘記

どどーーーーーん!!!!

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やってきました!!東京大学!!!

日本最高学府の入口である赤門を前にして、テンションが上がります!!

実は、この東京大学の「赤門」は、徳川第11代将軍家斉の第21女溶姫(何人こどもおるんや)が加賀藩第13代藩主前田斉泰に輿入れした際に、溶姫を迎えるため建てられたもの(東京大学総合研究資料館 東京大学本郷キャンパスの百年より)らしく、

我が故郷の石川県とゆかりがあるんです。

僕の出身高校の門も、赤門と何らかの関係があるとか、ないとか。

さて、なぜ私が東京大学にいるのかと言いますと、佐藤さんのツテで、「キヌタレガイ捕獲大作戦」に参加することになったからです。

キヌタレガイとは、化学合成界隈では有名な生物の一種で、鰓上皮細胞に硫黄酸化細菌を共生している二枚貝です。

そのキヌタレガイの現生種が手に入るということで、その準備と移動のため、東京に前日入りしました。

大作戦自体はJAMSTECの藤原さんをはじめとした化学合成界隈の研究者の方々のプロジェクトですので、それについていくカタチになります。

しかし、佐藤さん以外、面識はありませんし、佐藤さんと行動を共にしたのも1週間未満でしたし、先生も来ないし、正直、不安でいっぱいでした。

とはいっても、いろんな研究者と触れ合えるというのは幸せ者です。

ジェンキンズ研に入ると、様々な分野の研究者の方とお会いすることができます。その後の関係は各々ですが、

これだけ多くの研究者と触れ合えることはジェンキンズ研の魅力だと思います。

すでに、私も4年生のこの段階(「キヌタレガイ捕獲大作戦」も含めて)、20名以上の研究者にお会いしていました(これからもっと増えます)。

人に会うと、いい意味でも悪い意味でも刺激を受けます。

さて、佐藤さんにキャンパス内を案内してもらい、東大博物館へ向かいます。

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東大の食堂には「赤門ラーメン」たるものが存在するらしいのですが、食べ損ねました。今度は食べたいです。

研究室に到着し、博士課程の学生さんとお話しましたが、さすが東京大学。昆虫標本採取している人から貝が大好きな人など個性的な人ばかりで、「研究者って、やっぱりこのくらい個性が必要なのか~」と感じました。

さて、サンプリングの準備をしていると、当時の佐藤さんのボスである佐々木先生の姿が見えました。

私の指導教員が佐々木先生のことを「貝の神様」と連呼するもんですから、どんな人だろうと思いましたが、まさに、神様のような人でした。

「これが東大の研究者!!」

日本最高峰の軟体動物研究者と同じ空間に入れたというのが信じがたかったです。

さらに、私の指導教員の指導教員である棚部先生にもお会いすることができました!!!

(みなさんも自分の指導教員の指導教員がどんな方なのか調べてみるとおもしろいですよ)。

多くの研究者にお会いする東京大学ライフ(半日)を満喫し、宿に帰りました。

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見やすくするために、各エピソードに「第〇話」と追記しました。

4年の夏ですでに13話ですので、最終話が何話になるのか恐ろしいですが。