番外編 奨学金は利用すべきか!? 返還免除制度

2018年7月 1日 12:00 カテゴリ:兀橋のアミノ酸分析奮闘記

奨学金の返済額を減らすための制度をご紹介します。

・JASSOの奨学金返還支援制度

・地方自治体の奨学金返還支援制度

・企業の奨学金返還支援制度

・JASSOの奨学金返還支援制度

JASSOでは、優れた業績を残した"大学院生"に対して"第一種"奨学金の返還免除をしています(詳しくはこちら)。

知らない人も多い制度だとか。

いい先生なら、こういった制度も教えてくれるはずです(自分のことは自分でやれスタイルもあります)。

優れた業績というのは、

論文投稿

学会発表

各種表彰

成績

などが挙げられます。

要は、研究をきちんとやった学生に対して、奨学金の返還を全額、あるいは半額免除してくれる制度です。

全額免除されれば、月々5万円あるいは8万円もらいながら研究できるすんばらしいシステムです。

とはいえ、全員が通るとも限らないので、そこは自己責任で!!!

私のもとにも、先日、JASSOから、一通のお便りが届きました。

「平成29年度特に優れた業績による返還免除の認定について(通知)」

おおおおお!!!!!(期待と不安を胸に、字を追う)

「大学院第一種奨学金の変換を一部免除することになりました」

ありがとうございまーーーーーーーーーす!!!!!!!!

JASSO万歳!!!万歳!!!!

さすがに全額免除には届きませんでしたが、半額免除でも嬉しいです。

(包み隠さず伝えましょう!)その額、600,000円!!!!!

自分の2年間の研究で600,000円稼げた気分です(実験器具破損の負債額はもっとありますが)。

では、みなさんが気になっているであろう私の"業績"を紹介します。

論文は0、国際学会2、国内学会2、各種表彰0、成績はふつうです。

(申請後に表彰はありましたが、それが加味されているかは不明です)

こんなもんでした(笑)。

正直、厳しいかな~と思っていたので、半額免除には驚いています。

論文を書いていれば、全額(120万円)だったかもしれません。

学会の詳細については、今後のブログでお話ししていくので、お楽しみに。

ちなみに、平成29年度に第一種奨学金の貸与が終了した全国の大学院生26,002名のうち、各大学から推薦されたのは7,759名。

そのうち全額免除は2,587名、半額免除は5,172名。つまり推薦者は全員免除されています。

大学から推薦されることができれば、高確率で通ることが期待できます。

おそらく、サイエンス的にも本制度的にも理想的な修士課程生活

修士1年春、卒論のデータを学会発表。

修士1年が終わるまでにもう一回学会発表(海外行けたらいいね)。

修士2年の夏(春でも)から論文書き始め。

修士2年の内に学会発表2回くらい(国際学会含む)。

修士2年の冬にある程度論文を仕上げる→結果的に修論もまとめやすくなる。

学会発表することで、研究をポリッシュアップできますし、海外経験は無駄にはなりませんよ(英語力のなさを痛感した)。

お金のために研究するわけではありませんが、自分のやったことが評価されて悪く思う人はいないでしょう。

このような制度があるので、大学院の第一種奨学金は借りることをオススメします。

もう一度言いますが、全員が免除されるわけではないので、自己責任でお願いします。

・地方自治体の奨学金返還支援制度

この制度は、各地方自治体ごとに異なるので、ぜひ調べてみてください。

私の地元の石川県にはあります。

お隣の富山県、福井県でも適用されています。

ただ、この制度は、業種が限られているので、地球科学を活かした企業は対象外の可能性が高いです(なんでや)。

地球科学のおもしろさをもっと広めていかなければと、強く感じました。

・企業の奨学金返還支援制度

これは、私の知人の話なのですが、

会社の福利厚生の中に奨学金返還を支援してくれるらしいです。

なんともすんばらしい制度なんでしょうか。

就職する企業の給与、福利厚生、昇給、賞与によって、月々の返済額の疲弊さは、まちまちですので、奨学金を借りている人はそこらへんも踏まえて、就職活動するといいですよ。

私もボーナスでどどん!!と奨学金を返済しようと考えていましたが、✕✕✕✕✕✕✕✕✕✕...

長くなりましたが、奨学金の返還金額を減らす制度をご紹介しました。

このご時世、お金のやりくりに、多くの人が頭を悩ませています。

人生はお金じゃないと思いますが、世の中はお金です。

正しい情報を集めて、しっかり自分で考えて、奨学金を借りるか判断してください。

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世間では夏のボーナスの平均が過去最高を更新と騒いでおりますが、

平均じゃなくて、中央値や標準偏差を示してほしいですね。

もっと見せ方を変えてほしい。

メディアはなぜ「平均」のみを明記するのでしょうか。